ロイヤルトーマン Channa marulioides
ヒガシヒダサンショウウオとネバタゴガエルは近年、新種記載された両生類です。
これまでどちらの種も岐阜県内では見つかっていませんでしたが、最近になって県内の生息が確認されました。
これにより岐阜県に生息するサンショウウオの仲間は9種、カエルの仲間は15種(外来種を除く)となりました。
ヒガシヒダサンショウウオ
学名:Hynobius fossigenus
全長:約15cm
分布:関東地方西部から愛知県、岐阜県東濃地方の一部これまでヒダサンショウウオ Hynobius kimurae と同種とされてきましたが、2018年に新種として記載されました。
ヒダサンショウウオと比べて大きくなることや、歯の並びなどに違いがあるとされています。
ネバタゴガエル
学名:Rana neba
全長:4〜5cm
分布:中部地方南部、岐阜県東濃地方から中濃地方これまでタゴガエル Rana tagoi tagoi と同種とされていましたが、2014年に新種として記載されました。
タゴガエルとは鳴き声や染色体数に違いがあるとされており、形態では見分けることができません。