ウシモツゴ
学名:Pseudorasbora pugnax
分類:コイ目 コイ科
分布:岐阜県、愛知県にまたがる濃尾平野の一部。岐阜県内では美濃市と関市にある特定のため池のみ。
[memo(アクア・トトの解説より引用)]
流れのない用水路や池にすみます。繁殖期のオスは黒くなり、石に産みつけられた卵をフ化するまで守ります。流れのない用水路や池で、底に泥や腐った物がたまっている場所に多く、特に水草が茂ったところを好みます。繁殖期のオスは気が荒くなり、ケンカモロコと呼ばれて親しまれていました。
農業用水路やため池の改修工事などにより生息環境のほとんどが消失してしまいました。また、新たに浸入したモツゴとの種間競争により数が減ってしまったともいわれています。北陸や東北地方の一部には姉妹亜種のシナイモツゴが生息しています。
アクア・トトぎふ 3F 長良川中流から河口 (2016/8/2)