RemoteRegion@AquaTotto

『世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ』での記録。

エゾサンショウウオ の頭でっかち幼生

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エゾサンショウウオ の頭でっかち幼生 (エゾサンショウウオ の表現型可塑性)

[memo(アクア・トトの解説より引用)]

エゾサンショウウオ の幼生は、餌となるオタマジャクシがたくさんいる環境で育つと、顎(あご)がとても大きくなる個体が出てきます。大きな顎をもつことで、より大きな餌を食べることができるようになります!!

 

「表現型可塑性って?」→同じ遺伝子型の個体が環境の変化に応じて姿や形を変化させること!!
例1)あるミジンコは、外敵であるフサカの幼虫がいる時だけ、トゲを出します。
例2)エゾアカガエル幼生は、外敵であるエゾサンショウウオがいる時にだけ、体を膨らませて食べられにくくします。

 

エゾサンショウウオ Hynobius retardatus

成体 / 幼生(普通型) / 幼生(大顎型)

 

アクア・トトぎふ 2F 淡水魚博士の探検小屋・メコン川 (2015/5/13)