ナイルパーチ
学名:Lates niloticus
全長: 200cm
[memo(アクア・トトの解説より)]
成長すると全長2m、体重200kgにもなる大型魚です。水産重要種であり、日本へも冷凍食品が盛んに輸出されています。ビクトリア湖の悲劇
アフリカでは1950年代に、本来、分布していなかったナイルパーチが、ビクトリア湖に漁業生産のために放流されました。これが爆発的に増え、200種以上ものビクトリア湖の固有種である小型シクリッドを絶滅に追いやってしまいました。これは水の中で起きた外来種による脊椎動物大量消滅の最初の出来事と言われています。
現在ではナイルパーチの漁獲量が減る一方で、ホテイアオイや藻類の異常繁殖による水質悪化が深刻になっています。
アクア・トトぎふ 2F コンゴ川・タンガニーカ湖 (2021/7/27)