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『世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ』での記録。

ミズカマキリ Ranatra chinensis

ミズカマキリ Ranatra chinensis
体長:4〜4.5cm
分布:北海道、本州、四国、九州、沖縄

水草などにつかまり、かま状の前あしを垂直方向に動かして昆虫やオタマジャクシ、小魚などを捕らえます。

田んぼや池沼、川のよどみなどの流れない止水域に生息します。やや水深があり植物が繁茂する場所で、枯れ枝などにまぎれて獲物を待ちぶせ手います。泳ぎはうまくありませんが、飛ぶことは得意で、生息地の環境変化にともない場所を移動します。
繁殖期は春から夏で、水ぎわの湿った土の中に卵を半分ほど埋め込むようにして産みつけます。ふ化した幼虫はミジンコなどを食べてすごし、5回の脱皮を経て秋までに成虫になります。成虫は水中で集団越冬します。

 

アクア・トトぎふ 3F 長良川中流から河口 (2022/9/20)