トウカイヨシノボリ Rhinogobius telma
分布:岐阜県、愛知県、三重県。岐阜県では美濃地方の平野部から中山間地。
[memo(アクア・トトの解説より引用)]
ヨシノボリの仲間では小型で、鼻先が短く頭部は丸みを帯びます。平野部のため池や用水路などに生息し、泥底を好みます。かつてはトウヨシノボリの色彩変異とされていましたが、独立した種とみなされ、2005年にトウカイヨシノボリと和名がつけられました。その後、うろこの配列や背ビレの色や形などから他のヨシノボリとは異なることが明らかになり、2019年に学名がつけられました。
東海地方の固有種で、もともと生息地がすくないうえに、埋め立てによるため池の消失や、外来種であるオオクチバスによる捕食、また、他の地域から持ち込まれた近縁種との雑交も起きているなど、絶滅が心配されています。
アクア・トトぎふ 3F 長良川中流から河口 (2019/4/26)