ヤマトイワナ
学名:Salvelinus leucomaenis japonicus
分類:サケ目 サケ科
体長:25cm
英名:Japanese char
[memo(アクア・トトの解説より引用)]
夏でも水温15℃をこえない水の冷たい際上流域に生息します。他のイワナに比べて、白い斑点よりも朱斑が目立ちます。
ヤマトイワナの食べるもの
おもに、ユスリカの幼虫やトビゲラなどの流れてくる水生昆虫や、水面に落ちてくるハエやハチ、バッタなどの陸生昆虫を食べます。そのほか、小魚も食べ、共食いも確認されています。
イワナの仲間は、日本では北海道から本州にかけて2種6亜種が分布します。そのなかでヤマトイワナには、紀伊半島のみに生息する世界際南限分布の地域個体群が存在しています。そのヤマトイワナの生息地では、大量の土砂の流入にともない、正則に必要な淵が減少したことや、堰堤により個体群が分断されたことなどにより、生息域や生息数が減少しています。さらに、放流による別亜種であるニッコウイワナとの交雑などの問題も起きています。
アクア・トトぎふ 4F 長良川上流 (2020/8-10)