ソウギョ Ctenopharyngodon idella
アクア・トトぎふ 2F メコン川淡水環境研究所 (2021/7/9)
ナイルパーチ
学名:Lates niloticus
全長: 200cm
[memo(アクア・トトの解説より)]
成長すると全長2m、体重200kgにもなる大型魚です。水産重要種であり、日本へも冷凍食品が盛んに輸出されています。ビクトリア湖の悲劇
アフリカでは1950年代に、本来、分布していなかったナイルパーチが、ビクトリア湖に漁業生産のために放流されました。これが爆発的に増え、200種以上ものビクトリア湖の固有種である小型シクリッドを絶滅に追いやってしまいました。これは水の中で起きた外来種による脊椎動物大量消滅の最初の出来事と言われています。
現在ではナイルパーチの漁獲量が減る一方で、ホテイアオイや藻類の異常繁殖による水質悪化が深刻になっています。
アクア・トトぎふ 2F コンゴ川・タンガニーカ湖 (2021/7/27)
はじめに
「雷魚」と呼ばれる魚をご存知でしょうか。
日本では、カムルチー、タイワンドジョウ、コウタイの3種がこの名で呼ばれ、その見た目の奇妙さや特殊な生態をもつことからさまざまな逸話が生まれています。ライギョの仲間は、細長い体にまるでヘビのような頭をもつことから、英語では「スネークヘッド」と呼ばれており、他の国々の言葉でも同様の意味で呼ばれています。
スネークヘッドはアジアやアフリカに生息し、小型で可愛らしい種から大型で迫力のある種、派手な色彩が美しい種など、その姿はさまざまです。
今回の企画展ではそんな個性あふれる「蛇頭魚 -スネークヘッド-」についてご紹介します。
日本に定着したスネークヘッド
カムルチー / タイワンドジョウ / コウタイ
スネークヘッドの繁殖
ドワーフスネークヘッド / アーモンドスネークヘッド
迫力!!大型のスネークヘッド
ロイヤルトーマン / コブラスネークヘッド / フラワートーマン / レッドスネークヘッド
極彩色!美しいスネークヘッド
バイオレットスネークヘッド / チャンナ・プルクラ / アフリカンブロッチドスネークヘッド
地の底から新種発見!
ゴラムスネークヘッド(記事紹介)
麗し!小型のスネークヘッド
レインボースネークヘッド / ブルーレインボースネークヘッド / サンセットレインボースネークヘッド