マホロバサンショウウオ
学名:Hynobius guttatus
英名:Mahoroba saramander
体長:8〜13cm
分布:中部、近畿の山地
[memo(アクア・トトの解説より引用)]
もありの中の落ち葉や土の中にくらし、4〜6月に、源流部の地下伏流水中の石の下に産卵します。これまでコガタブチサンショウウオとされてきましたが、四国や九州にすむ集団と比べて、歯の形や数、体の大きさ、遺伝子に違いがあることから、中部・近畿地方の集団が2019年に新種として記載されました。
本種の産卵場所は河川源流部の地下伏流水中で、そこには幼生のエサとなる小さな生き物があまりいません。そのため、一匹のメスの産卵数は20個以下と少ないですが、卵は大きく、ふ化した幼生はエサを食べなくても卵黄の栄養だけで変態することができます。
アクア・トトぎふ 4F 長良川上流 (2020/1/8)