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世界淡水魚園水族館”アクア・トトぎふ”での記録。

ハイギョのマユ

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ハイギョの夏眠
アフリカ大陸に生息するハイギョの中には、泥の中に潜り、夏眠をする者がいます。
ハイギョの生息する環境では、雨季と乾季があり、乾季になると周囲の水が干上がってしまうことがあります。そのため、アフリカ大陸に生息するハイギョの中には、水が干上がってしまう前に、泥の中に潜り、自らが出した粘液でマユを作り、夏眠をします。そしてこの状態で数ヶ月もの間、乾燥に耐え、再び雨季になり水で満たされるのを待つことができるのです。この時、ハイギョの体内では通常時とは違い、後述するような適応変化が起きています。

 

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夏眠中のハイギョのからだ

呼吸
普段はエラと肺を使ってガス交換(呼吸)をしているのに対して、夏眠状態になるとガス交換器官が肺のみに切り替わります。
※ネオケラトドゥス(オーストラリアハイギョ)は生息地が干上がることはないため、肺の機能はあまり発達しておらず、夏眠することは出来ません。

体内の水分を保つための仕組み

窒素代謝
水中で生活している通常時は、体内での老廃物としてアンモニアを水中に排出しています。夏眠に入る乾季になると、アンモニアの排出が止まり、より毒性の少ない尿素を合成するようになり、精製された尿素は体外に排出せずに体内に蓄えられます。その蓄積量は1年間夏眠させた場合、体重の1%重量に達した実験結果があります。

腎臓での水の再吸収
ハイギョには他の魚類には見られない、水輸送に関わるタンパク質が発現することにより、腎臓で水分を再吸収する仕組みはあることが明らかとなりました。しかもこの仕組みは、水中生活時には発現せず、夏眠状態になると発現することがわかってきました、このような体の水分を保つ仕組みは、通常、陸上で生活する動物に見られるものです。美雨がなくても生きていけるハイギョは、このような仕組みを進化の過程で獲得していったと考えられます。

 
アクア・トトぎふ 企画展『世界のハイギョ』(2015.12-2016.4)

ネオケラトドゥス・フォルステリ Neoceratodus forsteri

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ネオケラトドゥス・フォルステリ Neoceratodus forsteri

オーストラリアにすむハイギョ
原生のハイギョの中で最も祖先に近い原始的な形をとどめています。
肺による呼吸機能はあまり発達しておらず、また、水がない状態では長く生き続けることはできません。カエルや魚、貝やエビの他に、水草や熟して落下した果物なども食べています。産卵は8月から10月にかけて、水草が多く、流れがある場所に産卵することが知られています。オーストラリアでは絶滅危惧種に指定され、政府などにより手厚く保護されています。非常に長生きする魚で、アメリカのシェッド水族館では今から80年以上前にやってきた個体がまだ生存しています。

 

アクア・トトぎふ 企画展『世界のハイギョ』(2015.12-2016.4)

プロトプテルス・アンフィビウス Protopterus amphibious

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プロトプテルス・アンフィビウス Protopterus amphibious

 

アクア・トトぎふ 企画展『世界のハイギョ』(2015.12-2016.4)

プロトプテルス・ドロイ(幼魚)

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プロトプテルス・ドロイ Protopterus dolloi (幼魚)


アクア・トトぎふ 企画展『世界のハイギョ』(2015.12-2016.4)

プロトプテルス・アネクテンス Protopterus annectens

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プロトプテルス・アネクテンス Protopterus annectens


アクア・トトぎふ 企画展『世界のハイギョ』(2015.12-2016.4)

プロトプテルス・エチオピクス Protopterus aethiopicus

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プロトプテルス・エチオピクス Protopterus aethiopicus


アクア・トトぎふ 企画展『世界のハイギョ』(2015.12-2016.4)